パワーストーン辞典

3月の誕生石は、アクアマリンと珊瑚、ブラッドストーン、アイオライト。そのパワーや魅力とは?

12か月の誕生石

3月の誕生石について 詳しく知ろう

「誕生石」とは?

誕生石とは、生まれた月ごとに特別な意味を持つ宝石のこと。長い歴史の中で誕生石は、その月に生まれた人々に幸運をもたらし、より強く大きな力で守護するとして信じられてきました。

ここでは、3月生まれの方の守護石となるストーンをご紹介します。

 

3月の誕生石は4つ

アクアマリン/癒しや穏やかな心を保つ「幸福な結婚のお守り」

珊瑚/生命や母性の象徴とされる「魔除けと成長のお守り」

ブラッドストーン/勇気や活力をもたらす「困難を乗り越える石」

アイオライト/人生の航海をサポートする「ビジョンの石」

それぞれが、心を整える、成長を見守る、命を守る、道を照らすなど 異なる力を持ち、春を迎える新しい季節にぴったりの宝石たちです。

3月の誕生石/アクアマリン

アクアマリンとは

ラテン語の「海の水」の名前が由来のとおり、まるで透き通る海のような美しいブルーの宝石 アクアマリン。

名前の通り、水との縁が強い石で、古くから航海の無事や豊漁を願う海のお守りとして大切にされてきました。

また、花嫁の幸せな結婚生活に寄り添う「結婚のお守り」として愛されているストーンです。

アクアマリンの石言葉とパワー

アクアマリンの石言葉

平穏、沈着、勇気、聡明、幸福をもたらす

アクアマリンの石のパワー

落ち着いた聡明な心で物事に向かう勇気や行動力を守護し、恋人や夫婦、友人との人間関係に豊かな潤いをもたらすといわれています。

母なる海のように安らぎや癒しの力で心を満たし、豊かな情緒や幸せで包み込んでくれるストーンです。

夫婦愛や家族愛を育むことから結婚のお守りとして愛されてきました。

アクアマリンの楽しみ方

「アクア=水 + マリン=海」の名の通り、海にまつわるいわれがあり、船乗りの航海の無事を願うという意味を持つアクアマリン。

結婚という大海原へと漕ぎ出す長い長い航海が、愛と幸せに満ちたものでありますように、いつまでも幸せが続きますように…。そんな願いを込めて花嫁に手にされてきた「結婚のお守り」です。

透き通る清廉なブルーの色と相まって、花嫁様のサムシングブルーのおまじないにピッタリのパワーストーンとしても愛されています。

‐ ローズクォーツ × アクアマリン –

 

3月の誕生石/珊瑚

珊瑚とは

日本でのみ誕生石として選ばれている珊瑚。

仏教の七宝のひとつとして、古くから幸運や富、健康や長寿、そして子宝や安産の願いを込めたお守りとして手にされてきました。

昔話の桃太郎でも、鬼ヶ島から持ち帰った「金銀珊瑚綾錦(きんぎんさんごあやにしき)」と語り継がれる、まさに「宝物」の象徴なのです。

珊瑚の石言葉とパワー

珊瑚の石言葉

成長、長寿、聡明、知恵、幸福

珊瑚の石のパワー

母なる海で長い年月を経てゆっくりと育つ珊瑚は、成長や生命力の象徴

豊かな包容力を持ち、心身のストレスを和らげ心の安定をもたらします。

また知恵や賢者のような聡明さを表し、豊かな想像力を育むとも。

子宝や安産祈願、珊瑚(さんご)=産後の肥立ちのお守りとしても身に付けられてきました。

珊瑚の楽しみ方

アクセサリーやお守り、インテリアとして楽しまれる珊瑚。

その圧倒的なパワーに惹かれて印鑑として手にする方もいらっしゃいます。

珊瑚がメノウ化して成形されるコーラルアゲートは、菊の花のような美しい模様を描くパワーストーン。健康や長寿、再出発のお守りとして強い味方となってくれることでしょう。

 

3月の誕生石/ブラッドストーン

ブラッドストーンとは

濃く深い緑に浮かぶ赤い斑点状の模様が血のように見えることから「ブラッドストーン」と名づけられました。

和名でも「血石」と呼ばれています。

2021年12月に 、アイオライトとともに3月の誕生石として新たに仲間入りしたパワーストーンでもあります。

ブラッドストーンの石言葉とパワー

ブラッドストーンの石言葉

勇気、聡明、救いの力、献身

ブラッドストーンの石のパワー

邪気をもはねのけ困難を乗り越える強さや賢さを表し、他者への気遣いができる「自己献身の象徴」といわれています。

血を想起させる意味も多く、古くより病やケガの治癒願いや出産のお守り、兵士の護符として手にされてきた歴史があるストーンです。

ブラッドストーンの楽しみ方

心身の元気やバイタリティーを高め、周りからのネガティブなオーラを遠ざけてくれるブラッドストーンは、ハツラツと自信をもってなにかにチャレンジしたい人におすすめです。

 

3月の誕生石/アイオライト

アイオライトとは

古代ギリシャ語の「ios イオス(すみれ色)」が名前の由来のアイオライト。

和名でも「菫青石(きんせいせき)」と呼ばれる、少しくすんだ落ち着きある青紫色のパワーストーンです。

光が当たる角度によって色が変わる多色性の性質を持ちます。

「海のサファイア」として海賊たちにも愛されたといわれています。

2021年12月に 、ブラッドストーンとともに3月の誕生石として新たに仲間入りしました。

アイオライトの石言葉とパワー

アイオライトの石言葉

誠実、貞淑、道標

アイオライトの石のパワー

正しい方向へと導く人生の羅針盤として、進むべき道を指し示すアイオライト。

洞察力や直感力を研ぎ澄まし、迷いや不安を取り除いて目標へと進む力を高めるといわれています。

ヨーロッパでは、一途な愛を貫く結婚のお守りとして、両親から嫁ぎゆく娘へと贈る風習があったそうです。

アイオライトの楽しみ方

航海の際に羅針盤として用いられたアイオライト。

進むべき道へと迷わないように。迷ってしまった時にももう一度気持ちを持ち直せるように。青く輝くその光、自分自身の心の奥の輝きを信じて進む、「道しるべ」となるお守りです。

また、愛する人を一途に想う愛を守護することから、結婚のお守りとしても。

 

 

まとめ|3月の誕生石は「心に寄り添い信じる道を照らす導きの石」

アクアマリンは、穏やかな心と人間関係を育む「愛と癒しの石」。

珊瑚は、命を守り育てる「母性と成長の象徴」。

ブラッドストーンは、試練に立ち向かう勇気を与える「戦士の石」。

アイオライトは、自分の進むべき道をまっすぐに示す「人生の羅針盤」。

自分自身のお守りに。大切な方への贈り物に。

3月生まれの人を守護する誕生石は、新たな挑戦や自分自身の成長をあと押しする、春の門出にふさわしいお守りとなる存在です。

 

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