パワーストーン辞典

5月の誕生石は、エメラルドと翡翠。そのパワーや魅力とは?

5月の誕生石について 詳しく知ろう

「誕生石」とは?

誕生石とは、生まれた月ごとに特別な意味を持つ宝石のこと。長い歴史の中で誕生石は、その月に生まれた人々に幸運をもたらし、より強く大きな力で守護するとして信じられてきました。

ここでは、5月生まれの方の守護石となるストーンをご紹介します。

 

5月の誕生石は2つ

エメラルド/心の安定や人との繋がりをもたらす「愛と希望の石」

翡翠(ひすい)/内なる強さや徳を高める「成功と繁栄の石」

どちらも自然と心をつなぐ“癒し”と“成長”を象徴する5月の誕生石。それぞれの石の由来やパワー、おすすめの楽しみ方についてご紹介します。

 

5月の誕生石/エメラルド

エメラルドとは

古くから「幸運を招く石」と伝えられ愛されてきたエメラルド。

深く、そしてはっとするほどの透明度で輝く美しい緑色のエメラルドの名は、「緑色の宝石」を意味するギリシャ語「smaragdos(スマラグドス)」が由来。時を経て発音が変化し「emerald」になったといわれています。

美しい緑の色をエメラルドグリーンと表現されるほどに、エメラルドの輝きは人々を魅了してきました。

和名では「翠玉(すいぎょく)」と呼ばれます。

古代エジプトの女王クレオパトラはこの緑に輝く石を愛するあまり、自らの名前をつけた「クレオパトラ鉱山」と呼ばれるエメラルドの鉱山を所有していたほどだったそうです。

エメラルドの石言葉とパワー

エメラルドの石言葉

幸運、幸福、愛と希望、安定、新たなスタート

エメラルドの石のパワー

輝くような幸福や幸運をもたらす石として愛されてきた、世界の四大ストーンのひとつ

愛と美の女神ヴィーナスに捧げられたといわれるエメラルドは、恋愛を成就へと導き、幸せな結婚のお守りとなる「愛の象徴」として身に付けられてきました。

人の心に癒しをもたらす緑色が精神を穏やかに整え体の疲れを癒すとして、ヒーリングの力を宿すパワーストーンでもあります。

エメラルドの楽しみ方

5月生まれの方への贈り物なら、宝石印鑑にポイントとしてひと粒添えるのがおすすめ。

赤ちゃんへのファーストギフトとしても生涯のお守りとして最高のギフトとなるでしょう。

また、長く連れ添い合ったご夫婦の結婚55年周年はエメラルド婚と呼ばれます。

 

5月の誕生石/翡翠(ひすい)

翡翠とは

日本でのみ5月の誕生石に定められている翡翠。

欧米ではキラキラと光り輝く石が好まれたのに対し、東洋ではしっとりとした艶めく翡翠が好まれ、「東洋の宝石」と称されてきた歴史があります。

翡翠は、硬玉(ジェダイト)と軟玉(ネフライト)がありますが、一般的に「翡翠」と呼ばれるのは硬玉を指します。

翡翠の石言葉とパワー

翡翠の石言葉

人生の成功、人徳・人望、繁栄、長寿、健康

翡翠の石のパワー

人生の成功を守護する石といわれ、平和・長寿・健康・徳を呼び込み、人生の成功や事業の繁栄へと導きます。

邪悪なものから身を守り、商売繁盛や不老長寿を象徴する強い力を持つといわれる翡翠。

とろりとした艶のある穏やかな翡翠の輝きが、持つ人の内なる五徳を高め、豊かな人間性を育み、思いやりや礼節を育むのかもしれませんね。

翡翠の楽しみ方

穏やかな優しい緑色、そして幸せな人生を守護するパワーの翡翠は、新緑が萌える季節に生まれた赤ちゃんへのお祝いとしてふさわしいパワーストーンです。

中国では、「最も高貴な石」として、子供が誕生すると両親は最良の翡翠を探し、一生のお守りとして身に付けさせたそうです。

また、世の権力者や富豪が好んで手にしてきた翡翠の圧倒的なパワーにあやかり、会社の実印や銀行印として持たれる方も多い、人徳と繁栄のストーンです。

– 翡翠(ひすい)印鑑 –

まとめ|5月の誕生石は「成長や心の豊かさを見守る緑の守護石」

どちらも自然と心をつなぐ“癒し”と“成長”を象徴する5月の誕生石。

エメラルドは、愛情や人間関係を育み、豊かな幸せをもたらす「輝く希望の石」。

翡翠は、古来より守護石として珍重されてきた「人生を成功と繁栄に導く石」。

 

新緑がきらめき すくすくと伸びゆく季節の5月に生まれたあなたに。

自分らしさや本当に大切にしたいものを見つめながら前に進みたい時に、確かな支えとなるお守りとなることでしょう。

 

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